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天本病院

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今回は、天本病院の総合事務職のインタビューをお届けします。

大学で社会福祉を専攻し、新卒で介護事業を行う企業に就職しました。人事課に配属され、研修や採用、労務など一通り経験させてもらいました。

全国展開する業界大手だったので、規模も大きくやりがいも感じていましたが、利益を最優先に追い求め、拡大志向の方針にどこか違和感を覚える部分もあって。

自分の中ではもっと地域に根差した、社会貢献できる仕事をしたいという気持ちが真ん中にあったので、30歳までには転職しようと決めていました。

あいセーフティネットを選んだ理由

ここで実際に働いていた人から話を聞いたことがあって、とても評判が良かったんです。

病院から在宅医療、介護施設など、地域の福祉に根差した事業を行っていて、自分が大学時代に学んでいた地域包括ケアシステムのパイオニアなのも大きかった。

一般企業ではなく、社会貢献をいちばんに掲げている社会医療法人という点にも共感して、ここなら自分が求めていたことができると思いました。

入職後のキャリアチェンジ

最初は前職での経験を活かして財団事業統括部(本部)の多摩人事課に3年程いました。

総合事務職なので異動の可能性があるとは聞いていたんですが、人事の仕事にとてもやりがいを感じていたので、天本病院の総務課に異動と言われた時は正直複雑でした(笑)。

ただやってみたらこれがすごく面白くて、新しい環境に身を置くことで視野が広がりました。今年で総務課にきて5年目になります。

仕事のやりがい

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病院の総務課の業務は、とにかく多岐にわたります。

院内の電子カルテの導入支援をしたり、エアコン等の設備管理や建物の管理、事務作業の支援といった日常のサポートから、多額の助成金の申請手続き、行政対応や監査の受け入れなど、病院の運営に影響を与える重要なことまで、ほんとに幅広いです。

現場の専門職に割り振り切れないような…でも誰かがやらなければいけない仕事もあるので、みなさんから頼りにしていただいたり、感謝されることも多いです。

指示待ちではなくて率先して動くことを心がけています。毎日いろいろな刺激があって飽きないですし、面白い仕事ですね。

ターニングポイントになった仕事

総務課に配属されて間もなく担当した医療機能評価の受審は、5年に1度の大仕事でした。

求められる書類も細かいため毎日準備に明け暮れ、準備がうまくいかずいろんな部署に迷惑をかけてしまったり…

かつてないプレッシャーでしたが、その分、乗り越えたあとの達成感がすごくて、人生で初めて職場で号泣しました(笑)。

各部署と連携する大切さを学べて、自分の中で大きく成長できた出来事でした。その時の努力が評価され、後の昇進にもつながったのだと感じています。

自由に意見を出し合える関係性を大切に

今は係長として、上司を支え後輩を育てる立場になりました。

自分がこれまで先輩に恵まれてここまで来れたので、後輩にも同じように成長を支援したいと思っています。

今はいろんな働き方があるので、昇進したい人もいれば、プライベートを大切にしたい人もいる。

その人の希望にあわせた成長支援をするのがこれからの上司の役割だと思っています。

そのためにもみんなが自由に意見を言える関係性が重要なので、その空気づくりは大切にしていますね。

職場では緊張感も大事ですが、部下にいじられるくらいの上司でちょうどいいとも思ってます(笑)。

これからの目標

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病院の事務職になったからには、事務長を目指したいと思っています。

ひとつの施設を任せてもらえるまでに成長したいですね。

今は40歳までに事務長になることを目標に、日々業務に打ち込んでいます。

プライベートでは2児の父です。

平日は忙しくてあまり面倒をみれないのですが、その分週末は朝7時からサッカーの試合の送り迎えなどをして、一緒に遊ぶようにしています。

がんばる子どもの姿を見ると嬉しいし、自分もたくさんエネルギーをもらえますね。

(2025年2月取材)